さまようたましいは、まごまごしている。

考えすぎなうぇびんさんが文句ばかり言っているブログ

よしなしごと - 20141004181508

趣味でタロットをはじめた。

小学生の頃からタロットカードが好きで、8割くらいのカードを読むことはできるが、自分で占うようになったのは最近になってから。

占いというとスピリチュアルな響きだが、私は、キーワードから深層心理を導き出し整理するための、古来からの自己啓発ツールと捉えている。

写真は、私が使っているデッキ(カードのセット)。
「ゴールデンライダー」と呼ばれているもので、最もオーソドックスなウェイト版カードを今風の色合いに描きなおしたもの。

使ったあとはこうして順番通り並び替える。
使う前はきれいに手を洗う。
デッキを大切に扱うのも、練習のひとつ。


宗教的解釈や、ドラマやゲームなどの扱いで誤解されていることが多いが、「死神」や「悪魔」は必ずしも悪いカードではない。

死神は終わりと新たな始まりを意味するものだし、悪魔は誘惑に負けるなという戒めを意味する。

例えば「法王」のカードでも、「道徳」や「規律」だけでなく、「父性」「目上の男性からの援助」など、読む側の次第でさまざまに意味が変わる。

何枚かのカードの並び、意味、関係性から、自分(または相談者)の迷いを明確にするところに、カードリーディングの面白さを感じる。


少しずつだが、知人を占うようにもなった。

単に占いの結果を伝えるだけではなく、相談を聞き、カードを相手を交互に見て話し、望んでいる回答を自然に導き出す。
なかなかに難しい。

インターネットの関わりとは違う世界を持ちたくて、この頃はいろいろなことに挑戦している。
タロットについても、ゆるく付き合っていけたらなと思う。